赤ちゃんが毎日を過ごすベビーベッド。
それは、ただの家具ではありません。
寝返り、つかまり立ち、好奇心いっぱいに動き始めるその時々を、
静かに、そして確かに支える「命の器」です。
だからこそ私たちyamatoyaは、法律で定められた安全基準を超えて、
自分たちで定めた、より厳しい安全基準=“yamatoya基準”
に基づき、製品をつくり続けています。
🧾🔍「ベビーベッド」を名乗るために必要な安全基準
実は、ベビーベッドは誰でも「売っていい」製品ではありません。
日本では、販売するために「PSCマーク」と「SGマーク」の
両方を取得することが法律で義務づけられています。
これらは、製品の構造・強度・寸法などが細かく検査され、
赤ちゃんの命を守れると認められた製品にしか与えられません。
たとえばSGマークでは、
✅️ 赤ちゃんが桟の間に頭を挟まないか
✅️ 組子と支柱のすき間が安全か
✅️ 床板の高さや構造に無理はないか
といった、極めて詳細なチェックが行われています。
さらに、PSCマークが求められるベビーベッドは、
「特別特定製品」と呼ばれ、国内でもわずか4品目しかない
最も厳しく管理される製品のひとつです。
✨それでも、私たちが“独自の基準”を作った理由
法律で定められた基準をクリアすれば、それで十分なのでは?
そんな声もあるかもしれません。
でも私たちは、実際に製品を使うご家庭の声や、
赤ちゃんの成長過程で生じるリスク、
そして日々の生活環境を見つめる中で、
もっとできることがあると考えるようになりました。
それが、“yamatoya基準”のはじまりです。
📏「あと5cm」で守れる命があるかもしれないから
たとえば、赤ちゃんが寝ている床板から柵の上端までの高さ。
SG基準では35cm以上あればOKとされています。
でも、赤ちゃんが急につかまり立ちを始めたとき、
この高さで本当に安全だと言い切れるだろうか?
私たちはそう考え、yamatoyaでは40cmを独自の基準としました。
たった5cmの差。
でも、それが命を守る大きな違いになるかもしれないからです。
🛠️見えない部分にも妥協しない
yamatoyaでは、ベビーベッドに使われる
すべてのパーツに対して、独自の素材安全検査を実施しています。
一般的には、赤ちゃんが直接触れる箇所のみが
重点的にチェックされることが多いですが、
私たちは赤ちゃんの安全を第一に考え、
見えない部分も含めてリスクを排除したいという想いから、
製品全体を検査の対象としています。
🏠家庭でのリアルな使用を想定した、独自の強度検査
赤ちゃんは、ただ「乗るだけ」ではありません。
飛び跳ねたり、引っぱったり、つかまったり…
そんな毎日の動きに、ベッドがどれだけ耐えられるかも重要です。
そこで私たちは、以下のような独自の強度検査を実施しています。
✅️ 静荷重検査(24時間、一定の重さをかけ続ける)
✅️ 破壊検査(製品が壊れるまで圧力をかけ続ける)
✅️ 走行検査(キャスターをつけた状態で1500回往復)
走行試験では、3mmの段差(バリアフリー)や
6mmのカーペットの段差を想定。
実際の家庭環境にできるだけ近づけた試験で、
「本当に使えるか」を確かめます。
🛡️使用しない判断も「安全」の一部
ベビーベッドは長く使う製品だからこそ、
時間の経過による劣化にも注意が必要です。
yamatoyaでは、小さな部品も含めて独自に保管年数の基準を定めており、
一定期間を超えた部材は使わない・販売しないよう、厳重に管理しています。
👨👩👦👦命を預かる家具をつくる、という責任
赤ちゃんは、自分で危険を避けることができません。
だからこそ、守るのは大人の責任だと、私たちは考えます。
どれだけ可愛いデザインでも、どれだけおしゃれでも、
それが「安全であること」の上に成り立っていなければ意味がありません。
yamatoyaはこれからも、
「安心できる毎日」をお届けするために、
自らに課した“yamatoya基準”を、守り、更新し続けていきます。