菜の花を味わい、一足お先に春気分。寒暖差の大きい毎日ですが みなさまいかがお過ごしでしょうか。 まだまだ厳しい寒さの日もあるなか、春の訪れを感じさせる食材 「菜の花」が旬を迎えています。
独特の苦みがあるイメージですが、しっかり下茹ですれば食べやすく栄養価もとても高いので離乳食にも使える食材です。今回はそこまで来ている春をご家族でおいしく味わうメニューをご紹介します。
『モグモグ期:菜の花と鯛のおかゆ』
<材料>約4食分
- 菜の花(下茹でした葉の部分)10g
- 鯛(お刺身用を茹でる)20g
- かつお昆布だし 適宜
- 7倍かゆ お好みの量
<作り方>
- 菜の花はすりつぶし、鯛は細かくほぐす。
- かつお昆布だしで鯛と菜の花を煮る。
- 7倍がゆに混ぜる。
『カミカミ期:鮭と菜の花の中華クリーム煮』
<材料>約4食分
- 菜の花(下ゆでして刻む)50g
- 生鮭(茹でてほぐす)50g
- 玉ねぎ(みじん切り)80g
- 豆乳 80g
- かつお昆布だし 100g
- 水溶き片栗粉 少々
- 食塩、ごま油 ほんの少し
<作り方>
- 玉ねぎを出汁で柔らかくなるまで煮て菜の花、鮭を加える。
- 豆乳と水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
- 仕上げにほんの少しの塩とごま油で味付け。
<コツ>
- 菜の花は細かいみじん切りに
- ごま油とお塩をほんの少し加えて中華風にアレンジも!
<菜の花の下茹でのコツ>
- 苦みが苦手な赤ちゃんも、しっかり茹でてお出汁や他の食材と合わせることで食べやすくなります。
- 菜の花は洗って沸騰したお湯で柔らかくゆでた後、冷水にとると、きれいな緑色になります。
<月齢別食べ方>
- モグモグ期:主に「葉の部分」をペーストに
- カミカミ期:葉、茎全体を細かく刻んで
- 幼児食期:葉、茎全体をざく切りに
<美味しい菜の花の選び方>
- 黄色いお花は苦みが強いのでお花が咲いていないもの
- 茎が乾いていないみずみずしいもの
- 時間が経っていると空洞になり筋張ってきます
『さぬきの旬食材:菜花』
待ちに待った菜の花の旬がやってきました。毎日でも食べたいくらい大好きな青菜です。香川県も全国有数の菜花の産地。出番はひな祭りだけじゃない‼オイルとの相性が良いので茹でてごま油とお塩でナムルにすればいくらでも食べられる1品に。お鍋に菜の花と塩とニンニク、たっぷりのオリーブオイルと少しのお水を入れ、蓋をして弱火で蒸し焼きにした「ほったらかしオイル煮」もおすすめです。菜花はシンプルに食べるが一番!メインのおかずの他に手間いらずな旬野菜の副菜があるだけで、ふだんの食卓が豊かになる魔法。待ちに待った春の訪れを告げるお野菜「菜花」をぜひ味わってみてください♪