ベビーマッサージを知っていても、
「動けるようになってから…」とあと回しにしたり
「きょうだいが生まれて余裕がなくなって疎遠になっちゃう…」
という方、とても多いと思います。
私自身もそうでした。
しかし、そうではなくなりました。
三人目の長男は低出生体重児で生まれて、
保育器の中で過ごす期間が長かった子でした。
NICUに入院しているとき
当初は怖くて触れられなかったことをよくおぼえています。
「触ってあげてください」と看護師さんに言われて息子の体に触れたんです。
…可愛い。
ちゃんとあったかい
しっかり生きている
そう感じ「私はお母さんだ」と思えました。
更には当時、息子は自発呼吸が難しくて人工呼吸器をつけていたんですが、
酸素の値が一時的に少し改善したことがあって、とても驚きました。
NICUの看護師さんに
「お母さんが触ってくれて、呼吸が楽になってきましたよ」
と言われたときに、とても感動しました。
触れた時に感じた想いから
自分自身を母親なのだと再認識できること、
小さな命に対して
”なにかしてあげられることがあったんだ”ということ、
触れて体を楽にできるのだと知り
魔法みたいだと。
そのときに、親が子のからだに触れることは、
とても意味のあることだと改めて感じました。
手当て とはこのことだと。
そこから、タッチケアやベビーマッサージの効果、赤ちゃんとの関わりに興味が湧いて、もっと深く学びたいと思って勉強の日々がはじまったのです。
ベビーマッサージ |